単鑱双用犂

 「単鑱(たんざん)」とは一枚の犂先のことで、一枚の犂先を左右どちらの方向にも容易に反転させる機能を持った犂という意味をもつ。我が国最初の蚕業学校である小県蚕業学校の初代校長(明治25~昭和2年)であった三吉米熊(みよし よねくま)博士(万延元~昭和2年)に奨められ特許を出願する際に名称を附していただいた。

明治34年12月3日に特許4975号を取得。実用化された犂の中で最初の特許登録となっている。

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